ロシアでは、日本ブランドの中古車が耐久性や走行性能などの面で評価され、現在も一定の需要があります。一方で、日本からロシアへの中古車輸出には規制が設けられており、現地で人気のある車種であっても、必ずしも輸出できるとは限りません。
そのため、ロシア向けの中古車を選ぶ際は、人気や需要だけでなく、排気量や車両仕様などが輸出条件に適合しているかを事前に確認することが重要です。本記事では、日本からロシアへの中古車輸出の現状や需要のある車種、日本車が選ばれる理由、現在の輸出規制、車両選びのポイントまで詳しく解説します。

1. 日本からロシアへの中古車輸出の現状
ロシアは、日本から中古車が継続的に輸出されている主要市場のひとつです。一方、2023年に対ロシア輸出規制が拡大され、現在は車種や排気量、動力方式によって輸出可否が異なります。ここでは、輸出台数や市場の特徴、日本車が流通している背景を解説します。
1-1. 日本からロシアへの最新の中古車輸出台数
2024年のロシア向け中古乗用車輸出台数は19万9,085台で、前年比6.3%減となりました。規制拡大の影響はあるものの、年間約20万台の水準を維持しており、ロシアは依然として日本の主要な輸出先です。
また、2025年もロシアはUAEに次ぐ主要な輸出先となっています。輸出台数は年ごとに変動するため、実際に輸出する際は財務省の貿易統計などで最新情報を確認することが重要です。
1-2. ロシアの中古車市場の特徴
ロシアでは中古車市場の規模が大きく、日本ブランドも一定の存在感があります。特にSUVやクロスオーバー、4WD・AWD車など、寒冷地やさまざまな道路環境で使いやすい車両が選ばれやすい傾向がみられます。
一方で、中国ブランドのシェア拡大など市場環境は変化しています。そのため、日本車というだけで判断せず、車種ごとの需要や価格、維持のしやすさまで確認することが大切です。
1-3. 日本車がロシアで多く流通している背景
日本車は耐久性や品質への評価が高く、長年にわたりロシアへ中古車が輸出されてきたことで、現地でも広く認知されています。
ただし、2023年8月以降は対ロシア輸出規制が拡大され、1,900cc超のガソリン車・ディーゼル車や、ハイブリッド車、EVなどが規制対象となりました。
そのため現在は、現地での人気だけでなく、排気量や動力方式などを確認し、日本から輸出可能な車両かどうかを判断することが重要です。
2. ロシアで需要がある日本の中古車・人気車種

ロシアでは、日本ブランドの中古車が現在も一定の存在感を持っており、特にSUVやクロスオーバーなど実用性の高い車種が選択肢となっています。ここでは、ロシアで需要が見込まれる代表的な日本車と、それぞれが選ばれる理由や輸出時の確認ポイントを紹介します。ロシアの中古車市場では、2025年もトヨタや日産などが主要ブランドに含まれています。
| 車種 | ボディタイプ | 需要が見込まれる理由 | 輸出時の確認ポイント |
|---|---|---|---|
| マツダ CX-5 | SUV | 実用性が高く、低出力仕様への需要もみられる | 排気量・エンジン仕様 |
| トヨタ RAV4 | SUV | 走行性能と日常での使いやすさを両立 | 排気量・ハイブリッド仕様 |
| 日産 エクストレイル | SUV | 4WDを含む幅広い仕様がある | 排気量・駆動方式 |
| スバル フォレスター | SUV | AWD性能があり寒冷地でも使いやすい | 排気量・エンジン仕様 |
| トヨタ カローラ | セダン等 | 知名度が高く実用性に優れる | 排気量・ハイブリッド仕様 |
| ホンダ ヴェゼル | SUV | コンパクトで日常利用しやすい | ガソリン・ハイブリッドの別 |
| スバル XV | クロスオーバー | コンパクトさとAWD性能を両立 | 排気量・動力方式 |
| マツダ CX-3 | コンパクトSUV | 扱いやすく比較的小排気量の仕様がある | 排気量・エンジン仕様 |
※日本では、1,900ccを超えるガソリン車・ディーゼル車のほか、ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車、EVなどが対ロシア輸出規制の対象です。同じ車種でもグレードや年式によって仕様が異なるため、輸出前に個別の車両情報を確認してください。
2-1. マツダ CX-5
マツダ CX-5は、SUVとしての実用性と扱いやすさを兼ね備えた車種です。2026年のロシア市場では、リサイクル税制度の変更を背景に低出力エンジンの輸入車へ需要が移り、CX-5がこうした輸入車の代表的な人気モデルとなっています。
日本から輸出する場合は、年式やグレードごとの排気量・エンジン仕様を確認する必要があります。
2-2. トヨタ RAV4
トヨタ RAV4は、SUVとしての走行性能や積載性、日常での使いやすさが特徴です。トヨタはロシアの中古車市場でも主要ブランドのひとつであり、SUVを求めるユーザーにとって選択肢となりやすいでしょう。
RAV4にはガソリン車やハイブリッド車など複数の仕様があるため、輸出する際はパワートレインや排気量を確認しましょう。
2-3. 日産 エクストレイル
日産 エクストレイルは、SUVらしい実用性に加えて4WDモデルも設定されています。雪道や道路状況が地域によって異なるロシアでは、走行環境への対応力を重視するユーザーから需要が見込まれる車種です。
年式によって排気量や動力方式が異なるため、輸出時は個別の車両仕様を確認することが欠かせません。
2-4. スバル フォレスター
スバル フォレスターは、AWDによる走行安定性が特徴のSUVです。積雪地域や寒冷地など、さまざまな道路環境で使用しやすいことから、ロシア市場とも相性のよい特徴を備えています。
ただし、排気量が1,900ccを超える仕様などは輸出規制の対象となるため、仕入れ前に確認が必要です。
2-5. トヨタ カローラ
トヨタ カローラは、知名度の高さと日常利用での扱いやすさが特徴です。SUVだけでなく、普段使いしやすい乗用車を求める層にとっても選択肢となります。
ガソリン車とハイブリッド車など複数の仕様があるため、ロシア向けに輸出する場合は動力方式や排気量を確認してください。
2-6. ホンダ ヴェゼル
ホンダ ヴェゼルは、SUVの実用性を持ちながら比較的コンパクトなボディサイズにまとめられています。都市部での扱いやすさや日常利用を重視する場合にも選択肢となる車種です。
一方で、ハイブリッド仕様も多いため注意が必要です。日本から輸出する際は、ガソリン車かハイブリッド車かも含めて車両仕様を確認してください。
2-7. スバル XV
スバル XVは、コンパクトな車体にAWDを組み合わせたクロスオーバーSUVです。都市部での扱いやすさと、雪道などでの走行性能を両立しやすい点が魅力です。
年式やグレードによって排気量や動力方式が異なるため、輸出規制への該当有無を事前に確認しましょう。
2-8. マツダ CX-3
マツダ CX-3は、コンパクトなボディサイズが特徴のSUVです。近年のロシアでは、リサイクル税の制度変更などを背景に低出力の輸入車へ需要が移る動きがみられ、比較的小型のSUVも選択肢となっています。
CX-3についても、年式やグレードによって排気量やエンジン仕様が異なります。現地需要だけで判断せず、日本から輸出可能な仕様かどうかを確認したうえで車両を選ぶことが大切なポイントです。
3. ロシアで需要が高い中古車の特徴
ロシア向けでは、単に知名度の高い車種ではなく、現地の気候や道路環境、維持コストに合った車両が選ばれやすい傾向があります。ここでは、需要が見込まれやすい中古車の主な特徴を紹介します。
3-1. SUV・クロスオーバー
ロシアでは、SUVやクロスオーバーの需要が高い傾向があります。最低地上高が確保されている車種が多く、積雪路や舗装状態が安定しない道路でも走行しやすい点が強みです。
また、荷室が広く日常利用から長距離移動まで対応しやすいため、実用性を重視するユーザーにも選ばれやすいタイプといえます。
3-2. 4WD・AWD車
積雪地域や寒冷地では、4WDやAWDを搭載した車両も需要が見込まれます。雪道や滑りやすい路面で走行しやすく、地域によって道路環境が大きく異なるロシアとの相性がよい点が特徴です。
特にSUVと4WD・AWDを組み合わせた車種は、走行性能を重視するユーザーから選ばれやすい傾向があります。
3-3. コンパクトカー
ロシアではSUVだけでなく、都市部を中心にコンパクトカーも選択肢となります。車体が小さく取り回しやすいため、日常利用を中心とするユーザーに適しています。
車両価格や燃料費などを抑えやすい点も、コンパクトカーが検討される理由のひとつです。

3-4. 排気量や維持コストを抑えやすい車
車両を選ぶ際は、本体価格だけでなく燃料費や税金などの維持コストも重要です。比較的小排気量の車や燃費性能に優れたモデルは、長期的な負担を抑えやすいというメリットがあります。
また、ロシアでは税制度の変更によって車両選びに影響が出る場合もあるため、現地で発生する費用まで含めて確認することが大切です。
3-5. 部品調達やメンテナンスがしやすい車
中古車は購入後の修理や整備も必要になるため、交換部品を入手しやすい車種ほど使い続けやすくなります。
ロシア国内ですでに一定数流通している日本車であれば、整備情報や部品が比較的見つけやすい場合があります。車両価格だけでなく、購入後の維持管理まで考えて選ぶことが重要です。
3-6. 日本からの輸出規制に該当しない車両
ロシア国内で需要があっても、日本の輸出規制に該当する車両はそのまま輸出できません。そのため、現在のロシア向け中古車選びでは、現地需要に加えて日本から輸出可能かどうかを確認することが前提となります。
特に排気量や動力方式、車両区分などによって規制対象となる場合があります。仕入れ前に個別車両の仕様と最新の規制内容を確認し、輸出可否を判断しましょう。
4. 日本の中古車がロシアで人気の理由
日本車は、耐久性や走行性能、車種の豊富さなどからロシアの中古車市場でも一定の需要があります。ここでは、日本の中古車が現地で選ばれる主な理由を紹介します。
4-1. 耐久性や品質への評価が高い

日本車は、長期間使用しやすい耐久性や品質面で評価されています。中古車であっても比較的状態の良い車両が多く、購入後も長く乗り続けたいユーザーから選ばれやすい点が特徴です。
また、故障リスクや維持費を意識するユーザーにとって、信頼性の高いブランドや車種は重要な判断材料となります。
4-2. 雪道や寒冷地に適した車種が多い
ロシアは寒冷地が多く、冬季には積雪や路面凍結が発生する地域もあります。そのため、雪道での走行性能や安定性を備えた車が求められます。
日本メーカーには寒冷地での使用を想定した車種も多く、SUVや4WD車を中心にロシアの道路環境と相性のよいモデルがそろっています。
4-3. 4WD・SUVのラインナップが豊富
日本メーカーは、コンパクトSUVから大型SUVまで幅広い車種を展開しています。4WDやAWDを採用したモデルも多く、都市部だけでなく郊外や雪の多い地域でも使いやすいことが強みです。
用途や予算に合わせて選択肢が多いことも、日本の中古車が支持される理由のひとつといえます。
4-4. 日本車が中古車市場に広く流通している
ロシアでは以前から日本車が多く流通しており、トヨタや日産、マツダ、スバルなどのブランドが広く知られています。
流通台数が多い車種は、整備情報や中古部品を探しやすい傾向があります。購入後の維持管理を考えた際にも、すでに市場に定着している車種は選ばれやすくなります。
4-5. 中古車でも状態の良い車両を探しやすい
日本では車検制度や定期的なメンテナンスが行われているため、中古車市場には比較的状態の良い車両も多く流通しています。
年式や走行距離だけでなく、整備履歴や車両状態を確認して仕入れることで、現地ニーズに合った中古車を選びやすくなります。ロシア向けに輸出する際も、価格だけでなく車両状態まで含めて判断することが、良い車両を見極める決め手になります。
5. ロシアへ中古車を輸出するときの規制・注意点

日本からロシアへ中古車を輸出する際は、車種や排気量、動力方式などによって輸出規制の対象となる場合があります。ここでは、事前に確認しておきたい主な規制や費用、注意点について解説します。
5-1. 日本からロシアへの自動車輸出には規制がある
日本では、ロシア向けの輸出禁止措置が設けられており、自動車も一部が対象となっています。経済産業省の2026年版資料でも、1,900ccを超える自動車やハイブリッドエンジン式乗用車などが対象品目として示されました。
そのため、ロシア国内で需要がある車種でも、日本から自由に輸出できるとは限りません。仕入れ前に規制対象となっていないか確認することが重要です。
5-2. 排気量や車両区分によって輸出規制の対象となる
特に注意したいのが排気量です。現在は、シリンダー容積が1,900ccを超える自動車などが対ロシア輸出規制の対象となっています。
同じ車種でも、グレードによって排気量や仕様が異なることがあります。車名だけで輸出可否を判断せず、型式やエンジン排気量などを個別に確認することが大切です。
5-3. ハイブリッド車・EVなど規制対象となる車両を確認する
排気量だけでなく、動力方式にも注意しましょう。ハイブリッドエンジン式乗用車なども輸出規制の対象に含まれているため、低排気量の車であっても輸出できない場合があります。
人気車種にはガソリン車とハイブリッド車の両方が設定されているケースも多いため、仕入れ時にはパワートレインまで確認しておきましょう。
5-4. 関税やリサイクル税などの費用を確認する
ロシアへ中古車を輸出する場合は、日本国内で発生する輸送費に加え、現地での関税や税金、リサイクル税なども考慮する必要があります。
こうした費用は車両条件や制度変更によって変わる可能性があります。販売価格だけを見るのではなく、現地で必要となる費用を含めて採算性を確認しましょう。
5-5. 輸出前に最新の規制情報を確認する
対ロシア輸出規制は国際情勢などによって変更・追加される可能性があります。経済産業省は2026年時点でもロシア・ベラルーシ向けの輸出禁止措置を継続しています。
過去の情報だけで判断せず、経済産業省や財務省、税関など公的機関が公開する最新情報を輸出の都度確認することが重要です。規制対象か判断しにくい場合は、輸出手続きを扱う専門事業者などへ確認したうえで進めましょう。
6. ロシア向け中古車を選ぶときのポイント

ロシア向けの中古車を選ぶ際は、現地での人気だけでなく、日本から輸出できるか、採算が取れるかまで確認する必要があります。ここでは、仕入れ前に確認しておきたいポイントを紹介します。
6-1. 人気車種だけで仕入れを判断しない
ロシアで人気のある車種でも、日本の輸出規制に該当する場合があります。また、現地で需要があっても、仕入れ価格や輸送費が高ければ十分な利益を確保できないこともあります。
そのため、知名度や人気だけで仕入れを判断せず、輸出可否や現地価格まで含めて検討することがポイントです。
6-2. 輸出規制を確認してから車両を選ぶ
仕入れ前には、対象車両が現在の対ロシア輸出規制に該当しないかを確認しておくと安心です。特に排気量や動力方式は、輸出可否を判断するうえで重要なポイントです。
先に車両を仕入れてしまうと、後から輸出できないことが判明する可能性もあるため、規制確認を先に行うことが大切です。
6-3. 年式・排気量・車両仕様を確認する
同じ車種でも、年式やグレードによって排気量やエンジン形式、駆動方式などが異なります。そのため、車名だけでは輸出可否や現地需要を正確に判断できません。
型式や排気量、ガソリン車・ハイブリッド車の別など、個々の車両情報まで確認したうえで仕入れを検討しましょう。
6-4. 現地価格から輸送費や税金を逆算する
中古車輸出では、車両の仕入れ価格以外にも陸送費や船積み費用、通関費用などが発生します。ロシア側でも関税やリサイクル税などがかかる場合があるため、現地での販売価格からこれらの費用を逆算し、十分な利益を確保できるか確認しておくことが欠かせません。
6-5. 現地需要に合った車両を選ぶ
ロシアでは、SUVや4WD・AWD車など、道路環境や気候に適した車両に需要が見込まれます。一方で、都市部ではコンパクトカーなどが選ばれる場合もあります。
地域や用途によって求められる車両は異なるため、現地の販売動向を確認しながら仕入れる車種を選ぶとよいでしょう。
6-6. 輸出可否・現地需要・採算性の順に確認する
ロシア向け中古車を選ぶ際は、まず日本から輸出できる車両かを確認し、その次に現地需要、最後に採算性を確認すると判断しやすくなります。
「輸出できるか→現地で売れるか→利益を確保できるか」の順で確認すれば、仕入れ後のリスクを抑えられます。
7. ロシア向け中古車輸出を検討する際のポイント

ロシア向けの中古車輸出では、車両選びだけでなく、輸送方法や必要な手続きまで含めて準備することが重要です。ここでは、実際に輸出を進める前に確認しておきたいポイントを紹介します。
7-1. 人気車種でも輸出できるとは限らない
ロシアで需要のある車種であっても、日本の輸出規制に該当する場合は輸出できません。特に排気量や動力方式によって扱いが異なるため、人気だけを基準に判断しないことが重要です。
仕入れ前に個別車両の仕様を確認し、輸出可能な条件を満たしているか確認しましょう。
7-2. 車両ごとに規制・需要・採算性を確認する
中古車輸出では、同じ車種でも年式やグレード、排気量によって条件が変わります。また、現地での販売価格や需要も車両ごとに異なる点にも注意が必要です。
そのため、輸出規制に該当しないか、現地で需要があるか、必要な費用を差し引いて利益を確保できるかを一台ずつ確認することが大切です。
7-3. 輸送方法や必要な手続きを事前に確認する
ロシア向けに中古車を輸出する場合は、港までの国内輸送や船積み、輸出通関、必要書類の準備など、複数の手続きが発生します。
輸送方法や必要書類、スケジュールを事前に整理しておくことで、輸出をスムーズに進めやすくなります。手続きに不安がある場合は、中古車輸出の物流や通関を扱うサービスを活用する方法もあります。
8. ロシア向け中古車輸出ならAUTOHUB
ロシア向けの中古車輸出では、輸出規制の確認から国内輸送、船積み、通関までさまざまな手続きが必要です。AUTOHUBは中古車輸出物流・船積みを専門としており、海外への中古車輸出を幅広くサポートしています。
8-1. 輸出可否や必要な手続きを確認しながら進められる

ロシア向けでは、排気量や動力方式などによって輸出規制の対象になる車両があります。そのため、仕入れ後に輸出できないことが分からないよう、事前に条件を確認しながら進めることが重要です。
AUTOHUBでは、中古車輸出に不慣れな方へのサポートも行っています。貿易用語や輸出の流れについても相談できるため、初めて中古車輸出に取り組む場合にも活用できます。
8-2. 車両輸送から輸出手続きまでまとめて相談できる
中古車輸出では、車両を用意するだけでなく、港までの国内輸送や輸出通関、船積み、海外輸送、書類発送など複数の工程が発生します。
AUTOHUBでは、国内輸送・輸出入通関代行・海外輸送・海外書類発送・海上保険など、中古車輸出に必要な物流業務を幅広く提供しています。複数の手配先を個別に探す負担を減らし、輸出実務をまとめて進めたい場合に利用しやすいサービスです。
8-3. ロシア以外の輸出先も含めて検討できる
ロシアで需要のある車両であっても、日本の輸出規制によって輸出できないケースがあります。また、車種によってはロシア以外の国でより高い需要が見込める場合もあります。
AUTOHUBでは、ニュージーランドやオーストラリアをはじめ、さまざまな国への中古車輸出に関する情報を発信しています。
ロシア向けだけに限定せず、車両の仕様や各国の需要、輸出条件を確認しながら適切な輸出先を検討したい方は、AUTOHUBへ相談してみてください。
9. ロシア向け中古車輸出についてよくある質問
ロシア向けの中古車輸出では、輸出できる車両や規制の範囲について疑問を持つ方も多いでしょう。ここでは、ロシアへの中古車輸出に関するよくある質問を紹介します。
9-1. 現在も日本からロシアへ中古車を輸出できますか?
はい、現在も条件を満たす中古車であれば日本からロシアへ輸出できます。ただし、すべての車両が対象ではなく、排気量や動力方式などによって輸出規制に該当する場合があります。
輸出を検討する際は、対象車両の仕様と最新の規制内容を確認することが重要です。
9-2. ロシア向けに輸出できない中古車はありますか?
あります。日本では、1,900ccを超えるガソリン車・ディーゼル車や、ハイブリッド車、EVなどの一部車両が対ロシア輸出規制の対象となっています。
同じ車種でも年式やグレードによって仕様が異なるため、車名だけで判断せず個別に確認してください。
9-3. ロシアではどのような日本車に需要がありますか?

SUVやクロスオーバー、4WD・AWD車など、寒冷地やさまざまな道路環境で使いやすい車両に需要が見込まれます。
また、都市部ではコンパクトカーなども選択肢となるため、地域や用途によって需要は異なります。
9-4. ハイブリッド車やEVはロシアへ輸出できますか?
日本からロシア向けのハイブリッド車やEVについては、輸出規制の対象となっているため気をつけたいポイントです。
規制内容は変更される可能性もあるため、輸出前には経済産業省など公的機関が公開する最新情報を確認してください。
9-5. 人気車種なら必ず利益を出しやすいですか?
いいえ、人気車種だからといって、必ず利益を出せるとは限りません。仕入れ価格や輸送費、関税、リサイクル税、現地販売価格などによって採算性は変わります。
そのため、車両を選ぶ際は人気だけでなく、輸出可否・現地需要・採算性を総合的に確認することが大切です。
10. まとめ

ロシアでは、日本ブランドの中古車が耐久性や走行性能などの面で評価されており、SUVや4WDを中心に一定の需要があります。一方で、日本からロシアへの中古車輸出には規制が設けられているため、人気車種であっても必ず輸出できるとは限りません。
車両を選ぶ際は、人気だけでなく輸出可否・現地需要・採算性を確認することが重要です。排気量や動力方式、車両仕様に加え、輸送費や関税、現地で発生する費用まで含めて検討しましょう。
また、中古車輸出では国内輸送や船積み、通関、必要書類の準備など複数の手続きが発生します。ロシア向けをはじめ海外への中古車輸出をスムーズに進めたい場合は、輸出物流を幅広くサポートしているAUTOHUBの活用も検討してみてください。
